睡眠

◆気持ちよく眠れていますか?

理想的な睡眠時間は7時間+−2時間と言われていますが、適度な睡眠時間は個人差があります。
ホルモンの分泌などを考えると、メラトニンの分泌のピークが午前2時なので、その前後3.5時間、つまり10時半〜5時半といったところでしょうか。


情けない話ですが、私は朝が苦手なので、5時半に起きられるのは1月の合氣道の大寒呼吸の行のある週くらい。
でも確かに、夜明け前に目覚めて、朝日を浴びるのは、一番の健康法かもしれません。


毎朝通勤電車に乗って勤めていた頃、朝電車のホームで、太陽に向かって胸を広げ、気持ちよさそうに朝日を浴びているおじさんをよく見かけました。
これからラッシュの電車に乗るという前に清々しい光景で、『この人はポジティブで健康そうだなあ』と思いいつも眺めていました。


道場に向かうときは薄暗かったのが、呼吸の行が終わり外に出ると太陽が昇っていて、私が何時に起きようと、毎朝太陽は昇っているのだと思うと、自然の営みはおもしろいものだなあと感じます。


私は海好きで、ときどき沖縄の八重山地方に行きますが、離島にいると次第に日の出の頃に目が覚めるようになったりします。
毎日海に入って自然の力に同調していくと、自然と体もその営みに合っていくようです。
本当は、自然とともに暮らしていると、太陽や月の力をもっと感じ取って、日が昇ると自然と目がさめるのかもしれませんね。


そしてまた、睡眠で大切なのは時間よりも質ではないでしょうか。
クラニオセイクラルセラピーを受けると、よく寝てしまうことが多いのですが、体も神経も深いところから緩むので、数十分眠っただけで、まるで長いこと寝ていたようなにすっきりした気分になることがよくあります。

眠りが浅いと交感神経が優位な状態で、脳の緊張がとれず、自律神経の乱れが生じ、婦人科系や消化器系の症状も増えると言われています。


また最近不眠の方が多いですね。
不眠は様々な不調を引き起こす要因となります。
とはいえ薬を使うと認知症やアルツハイマーになる可能性が高くなるそうです。


なかなか眠れないという方、質のよい眠りが必要な方はクラニオセイクラルセラピーがお勧めです。
ホメオパシーでは、アベナサティーバ、ハイペリカム、バレリアーナなどの神経に作用するマザーチンクチャーも助けになるでしょう。


戻る

inserted by FC2 system